示談成立に証明が必要！弁護士が代わりに交渉してくれる！

見えにくい時間帯が一番事故の確率が上がると改めても思った

外回りの仕事をしているので、夕方はほとんど外で過ごしていました。会社の先輩からは夕方の時間帯は運転が荒い人が多いから、歩道にいても気を付けろと冗談で言われていたのです。その日はお得意さんのところで大きな仕事がまとまったので、意気揚々と帰社するつもりでした。会社の近くの信号がある横断歩道で待っていた時です。スマホを見ながら、次の仕事のことを考えていました。青信号に変わったので、歩き出した時に横から車がぶつかってきたのです。スマホに集中していたので車には全く気付きませんでした。ぶつかった瞬間から記憶が無くなって、気が付いたら病院のベットにいたのです。何が起きたのかがよくわかっていませんでしたが、看護婦さんからよかったと言われて事故のことを思い出したのです。体が上手く動かなかったので、怪我をしたのは分かりました。幸い腕の骨折が一番大きなけがで、あとは打撲やひびが入った程度だと聞かされました。頭を強く打った割には脳に異常はなく、怪我が良くなれば退院できると医者には言われたのです。打ち所が悪ければ死んでいたかもしれないとサラッと言われたので、その会話は忘れられません。会社には家族が連絡していたらしく、休職扱いにしてもらえていました。

相手の強気に負けそうだったので弁護士に相談することにしました

入院している途中で相手側の保険会社の担当者が来たのですが、相手の人は私が悪いと言っていると聞かされました。赤信号なのに飛び出してきたので、ひいてしまったと言っているというのです。事故のことはよく覚えていませんが、青信号に変わってから渡りだしたのは覚えていました。しかし、証明のしようがなかったのです。相手はかなりの強気で、折れるつもりはないと言っていたそうです。私が自信をもって青だと言っても、話はまとまらないと思いました。そこで友人に相談すると、友人から弁護士に相談するといいとアドバイスをもらいました。すぐに弁護士に相談をしたのですが、弁護士が難しい顔で話を聞いていたのを覚えています。相手の主張を崩す根拠となるものがあれば、裁判になる前に示談に持ち込めるということでした。その話を聞いて私は会社の同僚に、事故を見た人がいないかを確認してもらいました。事故現場が会社に近かったため、会社の関係者が事故を目撃してるかもしれないと思ったのです。事故を見たという人が現れたのはそのあとすぐでした。その人は反対側から渡ってきていたらしく、危ないと思ったらぶつかったと証言してくれたのです。弁護士がその証言をもって保険会社と話し合い、すぐに決着することができました。その証言で相手は簡単に折れたらしいです。慰謝料や損害賠償金などを弁護士はしっかりとってくれたおかげで、予想以上の金額をもらうことができました。紆余曲折はありましたが、満足できる結果に落ち着きました。