後方不注意による追突事故と示談までの一部始終について

坂道を突然バックする車に自転車を巻き込まれ、転倒しました

私が遭遇した交通事故の体験談です。当時私は家の近くにある坂道を自転車で登っていました。坂道の途中で信号が赤になったので停まって信号が変わるのを待っていました。私の前方では車が一台同じように赤信号を待っていたのですが、突然その車がバックをしてきたのです。突然のことに私はパニックになったのですが、自転車だったためとっさに動くことが出来ません。
結局そのままバックを続けてきた車に自転車ごと巻き込まれました。私は自転車を巻き込まれたことによってバランスを崩し、大きく転倒しました。更に打ちどころが悪かったのか、転倒してから左手の手首から先を動かすと激痛が走るようになっていました。
運転手はまだぶつかっていることに気づかないのか出てこなかったので、私は窓ガラスをたたいてぶつかったことを告げると、運転手は降りてくることもせずただこちらを見て一言謝るだけでした。
特にケガとかが無ければ良かったのですが、明らかに手首の状態がおかしいですし自転車も大破したので相手に告げた後で、警察と救急車を呼びました。
相手もやっと事の重大さを分かったのか、必死に謝ってきたのですが、無視し、事故の処置を警察にお任せして病院に行くことにしました。検査の結果手首の関節にヒビが入っており全治1か月と診断されました。

相手は渋ってなかなかお金を支払ってくれず苦労しました

“私はこの件を大事にしたくはなかったので、相手の人に直接やり取りするよう提案しました。相手もその話に了承したので後日直接話し合いをすることにしました。私はてっきり相手がそれなりの金額を提示してくれるものと思っていましたが、実際は真逆でした。相手は今子供が小さくてお金がかかるから、とか妻のお腹に赤ちゃんが居るからなどと言ってくるのです。明らかに泣き寝入りでお金を支払わないようにしようという魂胆が見え見えでした。
事故当時の態度で相手に何の情も湧かなかったので、運転手に話にならないから保険会社を呼ぶよう指示しました。すると相手は保険を使うと等級が下がるから嫌だと言ってきます。しかしそんなことは私には関係なかったので、保険会社の連絡先を教えてもらって帰ってもらいました。
結局相手の保険会社への連絡も自分でしました。やってきた担当者に請求する賠償金を支払ってもらうよう指示し、後は保険会社に運転手と交渉してもらうようにしました。
するとまた運転手がやってきて、自分で賠償金を用意しますのでそれでいいですかと問われました。私はお金さえ払ってもらえればそれでよかったので承諾しました。後日きちんとお金は支払ってもらうことが出来ました。
とにかく相手の態度が悪く、交渉成立までとてもストレスが溜まりました。とはいえお金はきちんと受け取れたのでその点は満足しています。