自宅の近くで自転車に乗っていた時に起こった交通事故

自宅の近くで自転車に乗っていた時に起こった交通事故

友人と久しぶりのランチをした帰り道で車と接触した時のこと

今まで交通事故にあったことは一度もありませんでした。私は車の免許を所持していないので車には乗りませんが、日頃は自転車をよく使っています。自転車に乗っている時も交通安全は常に意識して、危険のないように乗っていたつもりです。今回の交通事故は油断していた時に起こりました。友人とランチをした帰り、スーパーに寄ってそして自宅へ戻ろうとしていた時です。普段はあまり車が通らないような場所に小さな横断歩道があります。そこには信号はついていません。自動車も一応軽車両に入りますので一時停止をしてから渡らなければならないのですが、私は自転車に乗りながら周りを見渡しており、そこの横断歩道に入る5mぐらい手前にいた時、車が通る様子がなかったのでそのままゆっくりと横断歩道を進みました。その時です。いきなりマンションの駐車場の出入り口からかなりのスピードで自動車がやってきて、横断歩道を一時停止もせず通過しようとしたのです。気づいた時には時すでに遅しでした。私は元々膝に爆弾を抱えていました。と言いますのも、学生時代からずっとバレーボールをやっていて、結婚してからもバレーボールを続けていました。ママさんバレーでしたのでそこまで激しいことはしていなかったのですが、若い時からのつけもあり、過去に二度膝の半月板を手術したという経験があるのです。その影響で現在はスムーズに歩けない状態です。このような背景もあり、普段は徒歩ではなく自転車を頻繁に利用していました。車が間近に近づいてきたと頭ではわかっていたのですが、膝が言うことを聞かずに、すぐに判断することができずそのまま車と衝突してしまったのです。車はよそ見をしていたらしく、横断歩道を通ろうとする私に気づいていなかった模様です。横断歩道の手前に一時停止のしるしがあったのですが、一時停止はしていませんでした。
車と接触して道に倒れしばらく動けなかったのですが、運転手や周りの通行人が助けてくれて、とりあえず歩道へと移動させてもらうことができました。すぐに救急車を呼べば良かったかもしれませんが、その時は車と自転車が軽く接触したくらいだったので、直接車が体に当たったということはなく、倒れこんだだけで外傷もそこまでひどくなく痛みも少ししかなかったので自分の中でも救急車を呼ぶほどではないのかなと感じ、後日病院へ行って連絡をするということでその場はおさまりました。しかし、この決断が間違いだったのかもしれません。
運転手の方と連絡先を交換してその日が日曜日だったため、翌日病院へ行けばいいだろうとあまり深く考えていなかったのですが、その夜から急に痛みが激しくなってきました。寝れないほどです。足を見たら大きく腫れ上がっていました。出血が出たとかは一切なかったのですが、打ち身がどんどんひどくなってきて、もともと悪かった右膝周辺も大きく腫れ上がっていたのです。これはまずいと感じて翌日すぐにかかりつけの病院に行ったのですが、診断結果は打撲でした。本来ならば一週間程度で治る程度の打撲みたいなのですが元々膝が悪かったということもあり、交通事故の衝撃によってその膝にも影響が出てしまったのです。結果的に右膝はさらに悪化して歩くこともままならない状態になりました。自転車に乗っている時は体に体重がかからないので苦ではないのですが、歩こうとすると全体重が膝にかかって負担がかかるので激痛を引き起こしてしまうという状態です。こんなことならばすぐにでも救急車を呼んでもらった方がよかったのかもしれないと少し後悔もしました。普段自転車に乗っているときは常に周りを意識しなければいけないなと改めて感じた出来事です。

お互いの責任の有無や慰謝料の発生について話し合ったこと

今回の事故が歩行者と車のトラブルだったならば、100%車が悪いということになるらしいのですが、今回は私が自転車ということで軽車両の部類に入るということもあり、また扱いが異なることを警察の方に言われました。
事故が起こった直後、周りの通行人がすぐに警察を呼んでくださって、運転手の方と私はお互いに事情聴取をされました。そして、通行人が見ていた出来事とお互いが話した内容が一致していたので、交通事故として処理されることになりました。運転手の方がどのような会話を警察の方としていたのかはわかりませんが、私は警察官にかなり注意されました。まず言われたのがヘルメットの着用です。
子供だけがヘルメット着用の義務があると思っていたのですが、大人も一応義務があるみたいです。このことは恥ずかしながら初めて知りました。周りを見渡してもヘルメットを着用して自転車に乗っている人はほとんどいません。ヘルメットを着用しなければならないと認識している人は世の中でも少ないと思います。後は手信号です。これは言い訳になってしまうかもしれませんが、私は車の免許を持っていないので手信号についてはほぼ無知でした。運転免許を取る際に手信号について学ぶみたいなのですが、自転車を乗っているときは基本的に手信号を行わなければならないということです。この2点を行なっていなかったため、私にも責任があると警察に言われてしまいました。周りでやっている人を見たことはないと、子供じみた言い訳を警察官の方にしてしまったのですが、一応規則なのでということでまとめられてしまいました。責任があるとは言ったものの、相手の方が車の保険に加入していたので後は保険屋さんの方と話し合ってくださいと言われました。警察にはどれくらい通院したかを証明するために病院で診断書を書いてもらい、それを警察に提示しなければならなかったのですが、その他に特に警察と関わったことはありません。診断書も警察官の方が自宅まで取りに来てくれました。
病院に行った後に運転手の方が自宅まで来てくださって、そのときに状況を説明したのですが、加入している保険会社の話だと医療費はもちろんのこと、歩くのが不便ならばタクシー代も全て保険で支払われるとのことを言われました。ただ問題となっているのが元々の膝の持病です。当事者同士で話し合っても保険に関してのルールがよくわからないので、間に保険屋さんに入ってもらって話し合うことにしました。本来ならばそこまで大きくない打撲だったのですが、元々の膝の持病があり、一週間で通院が終了するものが2ヶ月かかるという結果になってしまったので、どこまで費用が出るのか、そして慰謝料が出るのかなど色々話し合いました。診断書を提示した保険屋さん曰く、今回の接触事故で持病が悪化したということには変わりないので、全て保険金で賄えるということを改めて報告されました。また、タクシーの領収書なども全て取っておいてくださいとも伝えられました。慰謝料に関しては基本的に精神的、肉体的に大きな被害を伴った時に支払われるものみたいなのですが、私の場合、歩くことがままならないくらい足が悪化してしまったので、そこまで大きな金額は期待できないかもしれませんが計算をし直して、ある程度の慰謝料は発生するとのことを伝えられました。歳のせいもあり傷の回復も悪く、なかなか思うようには治療が進んでいないのですが、金銭的な面での負担が一切ないとのことで内心ホッとしています。もう年なので完治することはないかもしれませんが、今回のことを肝に銘じて普段から周りに意識しながら過ごしていきたいと思っています。

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